森美術館が開館5周年-665万人以上が来館

写真=森美術館のエントランス

写真=森美術館のエントランス

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 港区・六本木の森美術館(六本木6)が10月18日、開館5周年を迎えた。

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 同館は六本木ヒルズ(六本木6)内の森タワー最上層の52・53階に位置し、2003年10月18日、国内では珍しい現代アートに特化した企画展を行う美術館として開館した。総床面積は7,284平方メートル。空間デザインはニューヨークのホイットニー美術館やベルリンのグッゲンハイム美術館を手がけたリチャード・グラックマンさんが手がけた。初代館長を務めたのはデヴィッド・エリオットさん、2006年11月より南條史生さんが館長を務める。

 これまで開催された企画展は24展(同時開催を含む)で、のべ665万人以上が来館した(東京シティビューとの共通。開催中の『アネット・メサジェ』展の入館者数は含まず)。

 最も入館者数を集めた企画展はオープニングを飾った「ハピネス展」(2003年10月18日~2004年1月18日、会期日数は93日)で、総入館者数は約73万人。これに「ル・コルビュジエ展」(2007年5月26日~9月24日、会期日数は122日)=約59万人、「杉本博司:時間の終わり」(2005年9月17日~2006年1月9日、会期日数は114日)=約51万人と続く。

 入館者数を会期日数で割った1日あたりののべ入館者数では、「ハピネス展」=7,860人、「KUSAMATRIX:草間彌生展」(2004年2月7 日~5月9日、会期日数は93日)=5,610人、「六本木クロッシング」(2004年2月7日~4月11日、会期日数は65日)=5,574人となり、オープニング展が最も人を集めた。

 規模は異なるが、同じく広域六本木圏で営業する国立新美術館(六本木7)は開館から1年間(2007年1月21日~2008年1月 20日)で約310万人の展覧会入場者数を記録。最も入場者数を集めた展覧会は「大回顧展モネ-印象派の巨匠、その遺産」(2007年4月7日~7月2 日、会期日数は76日)で約70万人が訪れている。

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