日本地ビール協会(本部=兵庫県芦屋市)は3月14日・15日、東京ミッドタウン・ホール(港区赤坂9)で高級クラフトビール約60種が試飲できるビール祭り「Grande Biere(グラン ビエール)2009」を開催する。
今回のイベントでは、普段なかなか入手できない貴重でこだわりのある地ビール約60種類を用意。酸味や甘味、苦くないビールなど、いずれも質の高い原料を使った個性的なビールをそろえる。なかにはワールド・ビアカップで賞を受賞した「ふじざくらこうげんビール」や「常陸ネストビール」など、海外でも高い評価を受けるビールも。
ここ数年、ビールの消費量は減少傾向にあり、安価な発砲酒が浸透したことでビール離れは加速している。そうした中、価格の高いプレミアムビールやベルギービール、地ビールなどの消費量は右肩上がり。特に地ビールの出荷量はこの5年間で2倍以上に拡大しているという。
同協会の広報担当者は「毎日ビールを飲むヘビードリンカーが減り、ビールはハレの日などたまに飲むものになった。それによって、高価でおいしいビールを飲む人が増え、地ビールなどの高いビールが伸びる結果になった」と話す。入場料5,500円(料理は有料)を払えば、会場に用意された約60種のビールをすべて試飲できる。
開催時間は、3月14日=14時~18時30分、15日=11時30分~16時。前売り券は2月初旬から、同協会、ファミリーマート、サンクス、ローソンなどで発売予定。