麻布十番に今年3月にオープンしたパスタ専門店「PASTA HOUSE AWkichen 10」(港区元麻布3、TEL 03-3403-7196)が人気を集めている。経営はイートウォーク(目黒区)。
店名の「AWkichen」は、オーナーシェフの渡辺明さんの頭文字「A」と「W」をとり、「渡辺さんの台所」を意味するという。メーンとなるパスタは「ディ・チェコ」を使用している。
同店のパスタメニューは常時20種類を用意。パスタの食材となる野菜は、全国の契約農家から直送される旬のものを使う。そのためメニューはほぼ1カ月ごとに変わる。今月16日からは15種類の新メニューが登場した。
パスタは、「渥美半島大あさり」(1,200円)、「米ナスとモツァレラチーズ」(1,300円)、「七種のハーブとブラックオリーブ」(1,200円)、「原木椎茸とプロシュート」(1,400円)、「じゃがいもとインゲンのジェノベーゼ」(1,200円)、「グリーンアスパラガスのカルボナーラ」(1,300円)などトマト系、クリーム系、オイル系合わせて24種類を用意する。
単品メニューは、「バーニャカウダ」(1,200円)、「きまぐれ野菜のマリネ」(600円)、ゴーヤ、豆腐、ベーコンの「イタリア風オムレツ」(900円)、「トマトとじゃがいも、アンチョビのオーブン焼き」(900円)など。客単価は5,000円。
麻布十番に開店して2カ月、リピーターも多く行列のできる店となっている。同店はサービス面もきめ細かく、常連客の一人は「この店は並んでなくても、席が空くと携帯に連絡をくれるから近くのカフェで待っていることができる」と話す。
営業時間は11時30分~翌2時。