六本木に10月5日、スープカレーの店「MERA-YA(メラ屋)」(港区六本木3、TEL 03-3568-4571)がオープンした。
店舗面積は約9坪、席数は11席。オレンジ色をテーマカラーとし、店内には、元ラーメン店の内装を生かしたカウンター席が並ぶ。
店長の平中瑞穂さんは、北海道大学時代にスープカレーに出合い、その味にほれ込み10年かけて研究した。その間、作ったスープカレーをブログで紹介しているうちに人気となり、カレーブログランキングでは常に10位圏内に。ファンにせがまれ、半導体の営業マンをする傍ら、週末ごとにキャンプ場や厨房に呼ばれ振る舞っていたところ、ブログ愛読者でもあった二宮大さんの協力で出店することになった。
スープカレーは鶏ガラで出しをとり、ご飯は昆布を入れて炊く。鶏の骨付きもも肉が丸ごと入るのが特徴で、「ホロホロに煮込んだ肉は、スプーン1本でほぐして食べられるほど柔らかい」と二宮さん。
ランチメニューは、サラダとドリンク、デザートが付いた「チキンと旬の野菜のスープカレーセット」(1,200円)。ディナーメニューは、サラダがセットになった「チキンと野菜のスープカレー」(1,100円)、「チキンと旬の野菜のスープカレー」(1,200円)、「プレミアムチキンと野菜のスープカレー」(1,800円)の3種。
テークアウトメニューでは、「いろどり野菜キーマカレー」(980円)、スープカレーを作る際の鶏ガラスープで作る「チキンカレーおじや」(980円)を準備中。
「東京でよく見かけるスープカレーと違い、もっと繊細な味。辛味は特製のピッキーヌオイルで調整する。かいわいでは『珍しい』という位置付けになっているようで、ランチには行列ができることもある」(二宮さん)という。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時30分、ディナー=18時30分~22時30分。日曜・祝日定休。