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麻布十番にイタリアン新店-星付きレストランのシェフが腕振るう

内装はシェフの横江さんがイタリアで暮していたアパートのイメージ

内装はシェフの横江さんがイタリアで暮していたアパートのイメージ

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 麻布十番に12月18日、イタリアンレストラン「ラパルタメント ディ ナオキ」(港区麻布十番3、TEL 03-5765-7360)がオープンした。

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 店舗面積は17坪、席数は14席(うち8席はカウンター)。店名はイタリア語で「ナオキのアパートメント」を意味し、オーナーシェフ横江直紀さんがイタリア時代に住んでいた実際のアパートをイメージした内装でまとめた。「大切なお客さんが我が家を訪れたと思ってもてなしたい」という気持ちを込めたという。

 横江さんは北イタリアのリグーリア州やヴェネト州をはじめとした星付きレストランでのシェフ経験があり、地元の人が選ぶレストランランキングでは長期にわたり1位を維持し、表彰された。計2年のイタリア滞在後、日本へ帰国。麻布台で30席の個人店を立ち上げた後、「もっと小さな規模の店を開きたい」と物件探しを始めた。その間、60席ほどある友人の店のリニューアルと、100席ある「ラ・ヴェロニカ」(港区)の立ち上げを手伝い、ようやく「お客さんの顔を見ながら作りたい。全ての料理を自分の手で仕上げたい」という理想通りの物件に出合った。

 基本的にはヴェネト料理。「イタリアではその土地で採れたものを風土に合った方法で料理するのがモットー。日本なら日本に合った食材、調理法があるし、イタリア料理の垣根を超えたい。それでもイタリア人が食べたときに『イタリアだね』と言ってもらえるはず」と横江さん。農家から直送されるダンボールいっぱいの採れたて野菜を見てメニュー構成を決める。

 ランチもディナーも「おまかせコース」のみの展開で、ランチは、前菜、パスタ、魚、肉、デザートで2,800円。ディナーは、先付(現在は温スープ)、前菜盛り合わせ、温前菜、生パスタ、リゾット、魚、口直しのシャーベット、肉、デザートで6,500円。横江さんが得意とする「手長エビのリゾット」は、イタリアのレストランランキングで受賞した一品。21時以降の遅い時間、その日にある食材で対応するアラカルトも提供する。

 ドリンクはイタリアワイン各種(グラス=600円~、ボトル=3,000円~)をそろえるが、将来的には「山梨のワイナリーとコラボディナーをしたときに飲んでおいしかった国産ワインも置いていきたい」という。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~24時。

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