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西麻布に天ぷら店「坊野」-板長は老舗店での経験25年のベテラン

白いちょうちんが目印の「西麻布 坊野」

白いちょうちんが目印の「西麻布 坊野」

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 西麻布に8月12日、天ぷら店「西麻布 坊野」(港区西麻布4、TEL 03-5468-5070)がオープンした。経営は都内で居酒屋やレストランなどを展開するスモークストーン(杉並区)。

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 店舗面積は約16坪、席数はカウンター10席、テーブル12席。店内は、白の壁面や木目調のカウンターなど落ち着いた色でまとめ、球体の照明などでモダンな空間を演出。
 同店は、中野新橋の天ぷら店「坊野」に続く2店舗目で、店名は同じく同社が経営するイタリアンカフェ「BUONO」(中野区)から名付けた。

 コンセプトは、「リーズナブルな価格で揚げたてを」。「西麻布や六本木は高いイメージがあるし、カウンター越しに提供する天ぷら店も高いイメージがある。実際そういう店も多いので、焼き鳥屋や串揚げ屋のように赤ちょうちん的な感覚で使ってもらえたら」と同社スーパーバイザーの畑中満さん。「不景気などさまざまな理由があるが、ここ数年、この辺りの人通りが減って元気がなくなっている。若者を含め、幅広い層の人に来てもらって、また活気を取り戻してもらいたい」とも。

 板長の佐藤敦三さんは素材同様、油にこだわる。「揚げ方はもちろん、いい油を使い、常時きれいな状態に保つなど、油の扱い方が大事」と話す佐藤さんは、天ぷら料理の老舗「銀座 天一」や麹町の「稲ぎく」などで25年のキャリアを持つ料理人。「高級店に負けない油の使い方をしている」と自信を見せる。

 メニューは、エビ、キス(以上200円)、紋甲イカ、ハゼ(以上400円)、上アナゴ(700円)などの魚介類、シシトウ、春菊(以上100円)、モロッコインゲン、マイタケ(以上200円)などの野菜のほか、トビウオなめろう、生シイタケエビ詰め(以上800円)、カマンベールチーズ(300円)などの変わり種も用意。一品料理で、坊野サラダ(600円)、刺し身(600円~)、天ばら(580円)、天丼(950円)なども。ランチは、タマネギ、カボチャ、ナス、ゴボウなどの「野菜天定食」(750円)、エビ4本に魚介と野菜が入った「天丼」(850円)、エビ2本、卵天、魚介、野菜などを盛り合わせた「天玉定食」(950円)などをそろえる。

 ドリンクは、ビール(500円)、ウーロンハイ(380円)、グラスワイン(500円)、日本酒(600円~)、焼酎(450円~)、ソフトドリンク(各350円)など。客単価は2,500円~3,500円。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時30分。日曜定休。

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