シネマート六本木(港区六本木3)で4月14日から、物々交換サービスを行う台湾のカフェを舞台にした映画「台北カフェストーリー」が公開され、14日・15日には本の物々交換イベント「ブクブク交換」を行う。配給・イベント主催はユナイテッドピープル(千葉県いすみ市)。
同作は、映画監督のホウ・シャオシェンさんが製作総指揮を務めた台湾映画で、昨年の東京国際映画祭でも上映された。台北でカフェをオープンした姉妹が集客のために物々交換のサービスをはじめたところ、それをきっかけに人が出会い心を通わせていくようになるというストーリー。
イベントは映画観覧者先着30人が対象で、1人3冊までの本を持参すると、その場で他の来場者のものと交換できる。「映画を飛び越えて、実際に無駄にしない、消費しないとうことをぜひ体験してもらいたいと思って企画した」と同社の関根健次社長。「映画のメーンターゲットは20~30代の働く女性。今回は本をテーマにしたが、今後も洋服やアクセサリーなどさまざまなテーマで交換会を行っていく予定」とも。
イベントは参加無料。申し込みはホームページで確認できる。