六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で8月25・26日、「六本木ヒルズ盆踊り」が開催される。今年で10回目。
アリーナに組まれたやぐらの周りで、浴衣姿などの参加者が二重、三重の輪を作り、六本木ヒルズオリジナルの「六本木音頭」や定番の音頭に合わせて踊る夏の恒例行事で、昨年は約2万9000人が参加した。ドラえもんやのび太くん、しずかちゃんの着ぐるみが登場して音頭を取る「ドラえもん音頭」も予定する。
昨年行われた、東北各地に伝わる郷土芸能の舞踊を披露する「みちのく芸能」を今年も開催し、各日16時と18時30分から保存団体のメンバーによる踊りが披露される。今年は25日が岩手県遠野市の「山口さんさ踊り」、26日が福島県双葉郡楢葉町の「大谷じゃんがら念仏踊り」。
24日には前夜祭を開催。19時からは総合芸術家・故野村万之丞さんが「真伎楽」と「大田楽」を組み合わせ構成した六本木ヒルズオリジナルの演目「楽劇 六本木楽」を、同施設自治会を中心とした約80人の有志が披露する。今年は17時20分からパーカッショニストのラティール・シーさんらにより、楽器を手作りしその楽器でセッションを行う子供向けのワークショップを行い、「六本木楽」上演中にもその楽器を鳴らし盛り上げる予定とのこと。
会場では、同施設の16の飲食店がこの日のためのオリジナルメニューを販売する縁日屋台も出店。施設内の店舗では浴衣着用の来店客にワンドリンクサービスの特典も用意する。
開催時間は15時~21時(前夜祭は17時~)。参加無料。