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六本木ヒルズで「初音ミク」バーチャルステージ、ソニーのAR技術活用

表示されるAR映像のイメージ

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 六本木ヒルズのメトロハット(港区六本木6)で7月16日から、スマートフォンなどを利用して、ボーカロイド「初音ミク」のバーチャルステージを鑑賞できる「HATSUNE MIKU AR STAGE」が開催される。主催はNTTドコモ(千代田区)。

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 同イベントは同社とソニー・コンピュータエンタテインメント(港南1)が協力し発売するスマートフォン「Xperia feat. HATSUNE MIKU」のプロモーションの一環として行うもの。

 メトロハットの外周をステージに見立て、専用のARアプリを起動したスマートフォンやタブレット、ゲーム機などをかざすと初音ミクの映像が現れ、音楽プロデューサーのkzさんによるソロプロジェクトlivetuneが作詞・作曲した楽曲「Packaged」に合わせて歌や踊りを披露する。メトロハットが見える場所ならどこからでも鑑賞できるが、より臨場感のある映像が楽しめる「鑑賞推奨エリア」をノースタワー近くに設置、希望者には入場整理券を配布する。

 同イベントには、ソニーが2011年に開発した拡張現実感技術「SmartAR」を利用。この技術では、従来のARに必要だった二次元バーコードなどのマーカーを必要とせず、ARを発生させる物質自体を高速に認識して映像を発生させ、同時にカメラの動きに高速追従することでより広い現実の空間を対象としてARを表現できるようにした。これにより、同イベントでは夜間の屋外ARとしては日本最大級のものを実現したという。

 開催時間は19時30分~23時(各回10分程度)。参加無料。今月21日まで。

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