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国立新美術館で「六本木アートナイトスクール」開講-校長に日比野克彦さん

昨年の六本木アートナイトの様子

昨年の六本木アートナイトの様子

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 来年4月に六本木ヒルズなどで開催が決まっている「六本木アートナイト」について学べる「六本木アートナイトスクール」が2014年1月10日、国立新美術館(港区六本木7)で開講する。

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 六本木アートナイトは2009年に始まった六本木エリア全域で行われるオールナイトのアートイベントで、アートやデザインだけでなく、演劇や音楽などのパフォーマンス、映像などさまざまな作品を街中に点在させ、非日常的な一夜限りの空間をつくり出すもの。4回目となった今年3月のイベントには過去最大となる96組のアーティストが参加し、延べ約83万人が訪れた。2014年は4月19日・20日の開催が決定。アーティストの日比野克彦さんが今年に続き、アーティスティックディレクターを務めることも発表された。

 六本木アートナイト実行委員会は、同イベントが「東京における街づくりの先駆的なモデル創出」を目的に開催されていることを踏まえ、一般参加者にもその取り組みを深く知ってもらえるよう同スクールを開講する。同スクールは、「校長」である日比野さんを中心に3回にわたってプロジェクトメンバーと議論を展開、六本木アートナイトがどのように作られていっているのかを体験してもらうことでより理解を深めてもらう。

 1月10日に行われる第1回は「テーマの作り方」をテーマに、次回のアートナイトがどのように企画されているかを説明するとともに、それまでに決まったメーンテーマやプログラムの一部も紹介する予定。2月20日の第2回では「コンテンツの街への組み込み方」をテーマに、3月19日に行われる第3回では「今年のアートナイトの楽しみ方」をテーマに、参加アーティストなどを迎えてプログラム内容などを紹介する。

 定員は各回50人。参加無料。参加は各開催日の1カ月前からホームページで受け付ける(応募多数の場合は抽選)。

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