六本木の東京ミッドタウンそばに2016年秋、「バーニーズ ニューヨーク六本木店(仮名)」(港区六本木7)が誕生する。経営元のバーニーズ ジャパン(渋谷区)が発表した。
ペンブローク・リアルエステートが開発する「Tri-Seven Roppongi」の1階から2階までの計2層・約1900平方メートル(約575坪)を使い、同店のオリジナルコレクションや高級インポートブランドの衣類・雑貨などを販売する。
1989年に米国バーニーズ社(本社・ニューヨーク)からマスターライセンスを受け、現在国内に旗艦店5店舗(新宿、横浜、銀座、神戸、福岡)を展開する同社。独特なディスプレー、専門性の高い接客、個性的な品ぞろえなどにより、日本で「スペシャリティーストア」としてのブランドイメージを確立した。
東京都内3店舗目となる六本木店は、「美術館集積エリアとして、カルチャー・アートに関心の高い層の集客力も強く、都内でも屈指の好感度なマーケットとしてより一層の発展が見込まれている。とりわけ本立地は、六本木エリアの中でもさまざまな新規・再開発の商業施設・オフィスが立ち並ぶ中心地に位置し、バーニーズ ニューヨークとの親和性も高く、ブランドイメージ発信力の点でも最適だと判断した。近隣在住のファッション感度の高い顧客層を中心に、独自の品ぞろえや質の高いサービスなどを提供することでバーニーズ ニューヨークならではの世界観を体感していただき、一人でも多くのファンを作っていきたい」と広報担当者。
同店が出店を予定する「Tri-Seven Roppongi」は、地上14階、地下2階、塔屋2階の延べ面積約3万1500平方メートルの鉄骨造で、事務所、店舗、駐車場として2016年春の竣工を予定している。