泉ガーデンギャラリー(港区六本木1)で4月12日、アラブ諸国の料理や民芸品を販売する「第17回アラブ・チャリティー・バザー」が開催される。
モロッコ、パレスチナ代表部、エジプト、UAEなどアラブ諸国の大使夫人で構成される「駐日アラブ大使夫人の会」が毎年開催している同イベント。これまではエジプト大使館、アークヒルズ、東京プリンスホテルなどで開催しており、同施設では今回が初めてとなる。
会場では各国大使館がブースを出展し、陶器や金属製品、織物などの民芸品のほか、飲み物や食べ物も販売する。メニューは各国の郷土料理で、北アフリカで定番のクスクス、地中海沿岸国のホムスなど日本でもなじみのある料理のほか、日本人ではあまり知られていない各国の名物料理も提供される予定。調理は大使公邸の料理人が担当することが多く、本場の味を忠実に再現するものが多いのが特徴。飲み物やスイーツも販売され、会場内のイーティングエリアで飲食が可能。
そのほか、アラビア文字習字やヘナ・タトゥーの体験コーナーも設け、アラブの民族舞踊も披露する予定。前売り券での入場者を対象にした福引もあり、景品に往復航空券や各国の名産品などを用意する。アフリカ大陸出身として初の関取となった大砂嵐関も来場し、ファンと交流を行う予定。
収益の一部はアラブ諸国の恵まれない子どもたちや、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン、桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金に寄付を行う予定。
開催時間は11時~16時。入場料は1,000円。