六本木ヒルズ(港区六本木6)の展望台「東京シティビュー」で来年1月1日、元旦の恒例行事となっている「初日の出特別営業」が行われる。
人気イベントとなる同企画では、海抜270メートルの六本木ヒルズ森タワーの屋上「スカイデッキ」および52階の屋内展望フロアで初日の出を鑑賞できる。「スカイデッキ」はオープンエア形式の展望台としては都心で最も高所に位置するため、ほかよりも少し早く日の出を見ることができるほか、東京タワーの左側には東京スカイツリーを望むこともでき、日の出と反対側の新宿方面からは富士山の姿も見られる。
東京シティビュー広報担当、平田裕子さんは「屋上のスカイデッキから見る初日の出は特別なもの。360度見渡せるため、日の出とともに変わりゆく空の色の変化が楽しめるほか、日の出と反対方向を向くと朝陽に染まる美しい富士山の姿も見られる」と話す。
都内随一の高さからご来光を拝める貴重な機会とあって、例年参加者は定員を上回る。昨年は約2000人の応募者の中から当選した300人が参加した。今年は12月1日から予約を受け付ける。申し込み期限は12月11日23時59分まで。東京シティビュー公式サイトから申し込む。当選者には同16日までに通知する。
開催時間は6時~8時。料金は、大人=3,500円、高校・大学生=2,500円、4歳~中学生=1,500円、3歳以下無料。荒天時はスカイデッキでの鑑賞は中止し、52階への案内のみ。