東京タワー(港区芝公園4)で、今年で13回目を迎える夏のイルミネーション企画「天の川イルミネーション」の点灯が始まった。
地上150メートルの大展望台の一角に、夏の夜空にかかる「天の川」を見立てて装飾。夜空に輝く無数の星を青色、その中心を流れる「天の川」を白色のLED電球で表現する。今年は、大展望台1階に約6万2000個、同フロアに続く約600 段の外階段に約13万5000個、同施設全体で計19万7000個のLED電球が設置された。
今年初の試みとして、大展望台1階の天井に、白色の光が弧を描きながら流れる1周80メートルの「流れ星」を2本新設して演出。日が暮れるにつれてイルミネーションの光が展望台のガラスに映り込むことで、夜景の上空に本物の星が流れているようなロマンチックな空間を作り出す。
併せて、日本サッカー協会が実施する「青炎キャンペーン」に賛同し、同フロア西側(六本木・新宿方面)エリアに「SAMURAI BLUE(日本代表)」と写真が撮れるブース「青炎フォトスポット」を設置した。
東京タワー総合メディア課の澤田健さんは「今年は過去最高の19万7000個の青色と白色LEDで大展望台の内部と外階段を涼しげに装飾する」と話す。「サッカー日本代表サポーターの皆さまにも来場いただきたい」とも。
点灯時間は大展望台1階=9時~23時、外階段(昇り階段、下り階段)=17時~23時。入場料は一般=900円、高校生以下=500円、3歳以下無料。9月3日まで。