六本木でオーストラリアワインイベント VR体験も

日中に開催のワイン業界関係者向けの試飲商談会

日中に開催のワイン業界関係者向けの試飲商談会

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 グランドハイアット東京(港区六本木6)で9月4日、「オーストラリアワイン グランドテイスティング 2017」が開催された。オーストラリア大使館商務部とワインオーストラリアとの共催。

80席に対して200人を超える応募のあった人気のマスタークラス

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 毎年9月にワイン業界関係者を対象に試飲会を行い、10年以上の歴史を持つ同イベント。今年は日本未輸入ワイナリー14社、輸入企業26社、300種を超えるオーストラリアワインを一堂に集め紹介した。

 当日、午前中には日本在住で唯一、ワイン業界で最高峰の名声を誇る資格「MW(マスター・オブ・ワイン)」を持つ日本人である大橋健一さんと、オーストラリア人ワインライターのマイク・ベニーさんによるマスタークラスを実施。午後には昨年度も好評だったオーストラリアワイン研究所によるセミナー、夜には消費者を対象としたテイスティングイベントを設けた。

 「Stories of Australian Wine」と銘打った今回は、会場全体を通じてオーストラリアワインの伝統と進化・革新、オーストラリアの現在が感じられる企画を用意。来場者は、オーストラリアワインの造り手の顔にフォーカスしたポートレートのコーナーや同国を体感できるバーチャルリアリティー(VR)体験コーナーなど、バリエーションに富んだ趣向の数々に目を凝らしていた。

 オーストラリアワインアジア太平洋地域代表の手島孝大さんは、「マスタークラスは80席に対して200人以上の応募があり、過去最大の来場者となった昨年度を越える手応えを感じている」と話す。「オーストラリアワインは、世界のワインの縮図ともいうようにさまざまな味わいを楽しめるのが魅力」とも。

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