六本木ヒルズ(港区六本木6)に今年、飲食店など19店舗が続々とオープンする。
2003年に開業し、4月25日に開業15周年を迎える同施設。2020年に向けて大規模なリニューアルを推進する中で、今年は「食文化の発信拠点化」を進めるため、レストラン、ショコラブティック、ブーランジェリー&カフェ、フードショップなど19店舗の新規開店を予定する。
3月29日には、鉄板料理「六本木うかい亭」、割烹(かっぽう)料理「六本木 kappou ukai」がオープン。4月13日には十割蕎麦(そば)と季節料理「蕎麦前 山都」、27日には1階のブティック、2階のサロンから成る「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」がオープンする。
9月13日にはウェストウォーク5階に、ミシュランの星を獲得した日本料理店など、国内トップレベルのレストラン9店舗が新たにオープン予定。共用部を全面リニューアルする。デザインは、国内外のラグジュアリーホテルや商業施設、ミラノサローネでの展示などで知られる乃村工芸社のA.N.D.クリエーティブ・ディレクター小坂竜さん、同社デザイナー佐々木啓資さんが手掛ける。
森ビル商業施設事業部六本木ヒルズ商業運営室の担当者は「六本木ヒルズは開業時のコンセプト『ワン&オンリー』を常に探求し続け、都心居住者に支持を得て15年たった今も売り上げを伸長してきた。2018年はよりすぐりの上質なレストランやフードショップを集積するので、 これらの店を目的に六本木ヒルズに足を運んでもらいたい」と話す。