六本木ヒルズ「けやき坂コンプレックス」屋上(港区六本木6)で9月22日、稲刈りイベントが行われた。
六本木ヒルズ在住または同オフィス勤務者とその家族170人が参加した
2面の田んぼがあり、普段は非公開となっている屋上。2003年の開業以来、毎年5月に田植えを行っている。2006年からは、福井県や三重県などさまざまな自治体とコラボレーションし、うるち米ともち米の2種類を栽培。今年は岐阜県郡上市のブランド米「六の里 棚田米」を育てた。
当日は、六本木ヒルズ在住または同オフィス勤務者とその家族170人(うち子ども70人)が参加し、郡上市から駆け付けた米農家と共に約1俵(約60キロ)を収穫した。参加者は、鎌で稲束を刈ったほか、脱穀、刈り取った稲を逆さにして天日乾燥させる「はざ掛け」も体験した。
初めて参加したという古川ゆうき君(6)は「天気が悪かったけど、お父さんとお母さんと参加できて、とても楽しくて思い出に残った。来年は田植えから参加したい」と話した。