麻布十番に昨年12月17日、肉料理と国内クラフトビールを提供するビストロ「Carnism(カーニズム)」(港区元麻布十番1、TEL03-5545-5944)がオープンした。
塊肉をタンドール窯で焼き上げる香りを楽しみながら、肉とクラフトビールのペアリングを楽しめる同店。肉をシュラスコ(ブラジリアンステーキ)スタイルで提供する「シュラスコプレート」(2,900円)や、国内をメインに30種以上のさまざまなスタイルのクラフトビール(650円~)を用意する。
シェフは、都内のピザ店で「ピッツァイオーロ(ピザ職人)」として腕を磨いた窯焼きの達人。今回、ピザ窯とは違った加減に焼けるタンドール窯に興味を持ち、店に採用。内部を300~400度の熱さにした窯の中で、さまざまな料理を焼き上げる。
ドリンクはワインにも力を入れており、肉に合う赤ワインをフルボディーで25種類以上用意。フランス、スロバキアなど、国はこだわらず質とコストパフォーマンスに優れたものをセレクトした。
広報担当者は「長く続く肉ブームの中、さまざまな業態がひしめき合っているが、Carnismが着目したのは、窯で焼き上げることによる独特の香ばしいおいしさ」と話す。「シックな店内を暖色の明かりが包むビストロ空間で、新たな美食体験を楽しんでもらいたい」とも。
営業時間は18時~翌3時。