餅つきイベントが1月12日、「六本木ヒルズ」けやき坂コンプレックス屋上(港区六本木6)で開催された。
毎年正月時期に行われる六本木ヒルズの風物詩となっている餅つきイベントは、これまで熊本県や福島県、青森県、仙台市など、全国の地方文化とコラボしてきた。本年度は、岐阜県郡上市のブランド米「六の里 棚田米」(コシヒカリ)を使い、昨年5月に田植え、9月に稲刈りを行った。
当日は雪の中、六本木ヒルズ在住または近隣の家族、オフィスワーカー約150人が参加。つきたての餅で作られた雑煮のほか、郡上市の郷土料理「漬物ステーキ」が来場者たちに振る舞われた。
森ビルタウンマネジメント事業部の豊間友佳子さんは「都内で初雪が降る土曜となったが、約150人と多くの方にご参加いただき、六本木ヒルズで日本の伝統文化を体験いただけた」と話す。「これからも祭りや田植え、稲刈りなど、貴重な文化を大切に伝えていきたい」とも。