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国立新美術館で「カルティエ、時の結晶」 1970年代以降の現代作品に迫る

展示風景 序章「時の間」新素材研究所 © N.M.R.L/Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida

展示風景 序章「時の間」新素材研究所 © N.M.R.L/Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida

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 「カルティエ(Cartier)」の展覧会「カルティエ、時の結晶」が現在、国立新美術館(港区六本木7)で開催されている。

《ネックレス》カルティエ、2018 年 ゴールド、ダイヤモンド、エメラルド、スピネル、ガーネット、ターコイズ、オニキス 個人蔵 Vincent Wulveryck © Cartier

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 「時間」がテーマの本展では、序章「時の間」に続き、「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章に加え、カルティエのアイコンである「パンテール」や、創作活動の源泉でもあるアーカイヴ資料を展開している。

 会場では1970年代以降の現代作品のデザインに焦点を当て、カルティエが過去に制作した歴史的作品を収蔵する「カルティエ コレクション」と共に展示するほか、通常は公開されることのない世界の個人所蔵作品も数多く並ぶ。

 会場構成を手掛けるのは杉本博司さんと榊田倫之さんが主宰する建築設計事務所「新素材研究所」。伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ現代的なディテールで仕上げるデザインで、時を意識し回遊する展示空間を創出する。

 開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。火曜休館。観覧料は一般=1,600円、大学生=1,200円、高校生=800円、中学生以下無料。12月16日(月)まで。

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