六本木に中華料理店「對馬(つしま)」(港区元麻布3、TEL 03-6804-2709)がオープンして間もなく1カ月になる。
5月24日にオープンした同店。店主の對馬健一さんは航空自衛隊を経て、21歳で飲食の道に進んだ。「完全予約制のカウンター中華」をコンセプトに、旬の食材と金華ハム、ひね鶏で作る上湯(シャンタン)をベースにした中華料理と紹興酒などの酒を提供する。新型コロナウイルス拡散防止のため、店内にはアルコールを設置。客は1日1組に制限し、営業時間は短縮している。
メニューは、「おまかせコース」(2万5,000円)のみ。コース内容は食材の仕入れ状況によって変えるが、現在は宮城県七ヶ浜町産のエゾアワビを使った「蒸しアワビの春巻き」や、シャキシャキとした食感が特徴という気仙沼産のアオザメを使った「青ザメ尾びれの毛ガニあんかけ」、わらの香りをまとわせたという但馬牛を使った「但馬牛ハラミのわら焼き」などを提供する。
對馬さんは「12時からは焼き菓子や生菓子のテークアウトも実施している。1つから注文を受けているので、気軽に問い合わせていただければ。期待、価格以上の幸せを感じていただければうれしい」と話す。
現在の営業時間は12時~22時。