アートプロジェクト「東京フォトグラフィックリサーチ」の展覧会が、「六本木 蔦屋書店」(港区六本木6)内のギャラリースペース「BOOK GALLERY」で始まった。
3月にリニューアルオープンした同店。「日本を持ち帰る」をコンセプトに1階はブック&カフェとして営業し、2階はラウンジとバースペースを融合させたバーラウンジやギャラリースペースを新たに設けた。
同展は、写真家、現代美術家、建築家、メディアアーティスト、音楽家、デザイナー、プロデューサー、編集者など20人以上のメンバーで、ウェブプロジェクト、展覧会、トークイベント、リサーチなど多様な活動を展開するアートプロジェクト。13組のアーティストが2020年代の東京をテーマに制作した作品群をウェブ上で段階的に発表するメインプロジェクトを代表する6組の写真・映像作品十数点を実空間で初めて展示する。
参加作家は、小山泰介さん(写真家)、顧剣亨さん(写真家)、永田康祐さん(アーティスト)、細倉真弓さん(写真家)、三野新さん(写真家・舞台作家)と網守将平さん(音楽家)、渡邉庸平さん(アーティスト)の6組。
広報担当者は「東京2020オリンピック・パラリンピックや相次ぐ再開発、そして今回のCOVID-19の感染拡大によって、大都市・東京が持つ意味は根底から問い直されようとしている。時代に応答する、気鋭の6組の視点が映し出す『東京』の姿に注目してほしい」と話す。
開催時間は9時~22時。入場無料。7月26日まで。