「中秋の名月」にちなんだイベントが10月1日、東京タワー(港区芝公園4)で開催される。
通常は土曜・日曜・祝日の11時~16時に開放しているメインデッキ(高さ150メートル)まで600段の外階段を、中秋の明月に当たる同日に限り特別開放する。階段の途中には、お月見にちなんで団子やススキの供え物を設置する。
同日、全国19のタワー団体が加盟する「全日本タワー協議会」が制定した「展望の日」企画として、展望台来場者先着333人にタワー協議会記念品、東京タワーキャラメル、キリンビバレッジ(品川区)が提供するコーヒーボトルを進呈する。
東京タワーライツ・広報課の小椋信也さんは「秋の涼しさが感じられる今、天気に恵まれれば、階段の道中で気持ちのよい風を浴びてきれいな月を目で追いかけながら、展望台まで昇ることができるのでは」と話す。「階段途中に設置するお月見の供え物は毎年人気のフォトスポットで、よい休憩スポットにもなっている。ぜひ気軽にご来場いただけたら」とも。
外階段開放時間は10時30分~20時30分。メインデッキまでの展望料金は、大人=1,200円、高校生=1,000円、小中学生=700円、4歳以上=500円。外階段開放は雨天中止。