元麻布の「TaiheY~おばんざいとワイン~」(港区元麻布1、TEL 080-2205-0525)が、オープンから1カ月がたった。
「食事を通して人と人とのつながりを作れる場所」をテーマに、5月25日にオープンした同店。季節の野菜をメインとした、かつお節や昆布のだしが香るおばんざいと、食事に合うワインを提供する。店主を務める森田大平さんは、京都の料亭で修業を積んだ経験を持つ。各席にはコンセントを配備する。
メニューは、「青菜と焼き油揚げ和(あ)え」(700円)や「自家製胡麻(ごま)豆腐」(950円)、「出汁(だし)巻き卵」(1,300円)などのおばんざいを提供する。土鍋を使った「季節の炊き込みご飯」(2合、漬物・みそ汁付き、3,500円)のほか、ワインに合うという「イタリア産生ハム」(1,600円)や「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」(3,300円)も用意した。アルコールは、ジョージア産のナチュラルワイン(グラス=1,300円~)を中心に世界各国のワインをそろえる。生オリオンビール(800円)や日本酒(一合900円~)、焼酎(一合700円~)なども提供する。
森田さんは「新型コロナウイルスの影響もあり人との会話がなかなか楽しめない状況の中、会話が楽しめるような雰囲気づくりを心掛けた」と話す。「カウンターを設置したので1人で来店するお客さまも気軽に利用できる。遅めの昼食や、カフェとしてはもちろん、リモートワーク利用時などにも足を運んでほしい」とも。
営業時間は14時~26時。月曜定休。チャージ料は1,000円(18時以降)。支払いはキャッシュレスのみ。