六本木にテークアウトとデリバリー専門のバーチャルレストラン「MOGU KITCHEN」(港区六本木3)がオープンして1カ月が過ぎた。運営は「ABeeZ」(港区)。
「ギロッポンでワッサン マサ・セキネ」が提供する「王道BLTワッサン」
7月5日にオープンした同店。飲食コンサルタントを行う同社が、「コロナ禍で経営が厳しい店をサポートしたい」という思いから「助け合いの拡大」をコンセプトに、飲食店の収益源の多角化を目的に4店舗を集め開いた。
参画店舗は、タコライス専門店「銀座やみつきタコライス」、ウナギ料理店「さか詰」、クロワッサンサンド専門店「ギロッポンでワッサン マサ・セキネ」、キーマカレー専門店「南麻布1101スパイスキーマカレー」。
提供メニュー例は、「銀座やみつきタコライス」=黒酢を使った「基本の沖縄タコライス」(1,480円)、「さか詰」=ウナギ130グラムにレモンを添えた「鰻重(うなじゅう)」(2,300円~)、「ギロッポンでワッサン マサ・セキネ」=ベーコン4枚とトマト、サニーレタスを挟んだ「王道BLTワッサン」(1,580円)、「南麻布1101スパイスキーマカレー」=「門外不出のラムキーマカレー」(1,680円)。
ABeeZ社長の渡邉真由美さんは「デリバリーはコロナ禍で需要も増えてきている。本社も近くにあり、開業するにはうってつけの場所だった」と話す。「今後も新店舗の参入や店舗展開を考えている。いろいろな料理があるので、六本木のフードコートと呼ばれるような店になりたい」とも。
24時間営業。