六本木の「ハードロックカフェ東京」（港区六本木5、TEL 03-3408-7018）が11月6日から、フィリピン観光省タイアップによる期間限定デザートを販売している。運営は「WDI JAPAN」（同区）。

「ココナッツ紫芋ケーキ」

　1983（昭和58）年に日本1号店としてオープンした同店。ハンバーガーをメインとしたアメリカ料理を提供する。今回、「フィリピンの食体験を通してフィリピンへの疑似旅行を楽しんでもらいたい」との思いから、同店から約200メートルの場所に位置するフィリピン観光省とタイアップし、メニューの開発、販売に至った。

　12月31日までの期間限定で販売するメニューは、フィリピンで祝い事などに食べる餅を使ったデザート「ビコ」にバナナ、バニラアイスをトッピングし、塩キャラメルソースと食べる「ビコ 塩キャラメルソース」、ムラサキイモ「ウベ」を使ったフィリピンのケーキにウベアイスと金箔（きんぱく）をトッピングした「ココナッツ紫芋ケーキ」（以上、880円）の2種類を提供する。

　同社広報の大林鈴さんは「現地の味を再現しつつ、アメリカンレストランとしての特色も生かしてアレンジした」と話す。「フィリピン出身の人はもちろん、フィリピンへの旅行を希望している人にも味わっていただきたい」とも。

　現在の営業時間は11時30分～22時。