グランド ハイアット 東京(港区六本木6)が現在、被災地の子どもたちの支援などを目的とした「クリスマスチャリティープログラム」を開催している。
「クリスマスチャリティープログラム」の一環で行われた交流会では、近隣の愛育学園の生徒21人をホテルのクリスマスエリアに招待。サンタクロースとの触れ合いの時間も設けられた
同ホテルは、2011(平成23)年からクリスマスチャリティー活動を実施。今年は「Home for the Holidays」をテーマに、「Homeが意味する『自宅』や『故郷』のように、心安らげるホテルとして皆さまをお迎えしたい」というメッセージを込めてプログラムを展開する。
1階ロビー「クリスマスエリア」には、彫刻家のはしもとみおさんが手がける木彫りの動物作品を含む、温かみのあるナチュラルなデコレーションが施されたクリスマスツリーと募金箱を設置。フロントや各レストラン、スパでは、チャリティー用のホテルで廃棄されたコルク栓を再利用して作るクリスマスオーナメントやタイルを数量限定で販売する。寄せられた募金は、世界中の子どもたちが教育や医療を受けられる施設の建設や養護施設でのワークショップ、被災地への寄付などの活動を続ける「子供地球基金」(渋谷区)に寄付する。
同プログラムの一環として12月14日、近隣の特別支援学校・愛育学園の生徒22人をクリスマスエリアに招いて交流会を開催。サンタクロースとの触れ合いや、クリスマスツリーを背景にしての写真撮影、オーナメントを含むクリスマスプレゼントの贈呈が行われた。2016(平成28)年から始まった同交流会は、新型コロナウイルス感染拡大に関連して2年ぶりの実施となった。
同ホテルの津曲修二さんは「2年ぶりに生徒の皆さんと先生方を『Home』としてホテルにお招きできることを楽しみにしていた。皆さまの思い出の1ページを彩る体験をご提供できていたらうれしい」と話す。
12月25日まで。