「文喫 六本木」(港区六本木6 TEL 03-6438-9120)で現在、「ライフマガジン『BE』」の無料配布イベントが行われている。
2018(平成30)年に「本と出会う本屋」をコンセプトにオープンした同店。人文科学や自然科学、デザイン、アート本など約3万冊の書籍を並べ、1人用の閲覧室や、研究室、喫茶室を併設する。
同誌は、Indeed Japan(同区)がLGBTQ+当事者の声を集めて制作したフリーマガジン。「自分らしく働く・生きる」をテーマにLGBTQ+当事者30名へインタビューを行い、「自分らしさとは何か」を考えるきっかけとなる「BE WORK GALLERY」と働く環境の多様化を目指すために必要な取り組みをまとめた「BE WORK PLACE」をテーマに構成した。
期間中は、同誌の無料配布が行われているほか、編集に携わったLGBTQ+当事者たちと文喫のブックディレクターが薦める約200冊の本を集めたブックフェアが開れている。
同社Public Relations Senior Specialistの鎌田紗織さんは、「Indeedは、LGBTQ+コミュニティを含むあらゆる人たちが、より生き生きと働ける社会を作るための取り組みを続けており、今回のブックフェアも、みながともに考えたり想いを共有できたりする場となっている。ブックフェアで無料配布されているライフマガジン『BE』のコンセプトに合わせ、『自分らしく働く・生きる』をテーマにした書籍を集めた。ブックフェアの『声を聞く本屋』という名称の通り、『BE』の編集に携わったサリー楓さん、松岡宗嗣さん、かずえちゃんと、文喫のブックディレクターが選んだ約200冊の小説や絵本を紹介しており、さまざまな角度からLGBTQ+コミュニティの方たちの声を知ることができる」と話す。「LGBTQ+コミュニティの方々やアライの方、取り組みを進めたいと考えている企業の方はもちろん、今までLGBTQ+コミュニティが近くにいることに気がつかなかったり接する機会や知る機会のなかった方にも、BEや書籍を手にとっていただきたい」とも。
開催時間は9時~20時。7月6日まで。