六本木ヒルズ(港区六本木6)に3店舗が新たにオープンした。
2003(平成15)年に開業した同施設。飲食店やアパレルショップなどさまざまな業態の店が入居し、毎年数店舗が刷新される。
8月17日には紅茶専門店「テシエ」が、9月1日にはカヌレ専門店「カヌレ ド キャンティ」が、それぞれノースタワー地下1階にオープン。今月5日には、けやき坂通り3階にレンチレストラン「ギャラリー アサヒナ」を開いた。
テシエは、「茶職人」という意味を店名に込め、職人が一人一人の客に合わせた紅茶を作って販売する。「カヌレ ド キャンティ」は新潟発祥のカヌレ専門店で、カヌレは18種類のフレーバーをそろえ、2日以上熟成させ2時間をかけて焼き上げることで「もっちゃり食感」に仕上げるという。「ギャラリー アサヒナ」は「セイボリーアフタヌーン」をテーマに、絵画や美術品のように盛り付けたセイボリー(甘くない軽食)のコースを提供する。
森ビル商業施設事業部の福本優衣さんは「『テシエ』と『カヌレ ド キャンティ』は、自分へのご褒美やお客さまへの手土産として、『ギャラリー アサヒナ』は家族や友人と特別な時間を過ごしたいときに利用いただければ」と話す。「六本木ヒルズならではの非日常感を感じながら、新店舗を楽しんでほしい」とも。
営業時間は、「テシエ」「カヌレ ド キャンティ」=11時~20時、「ギャラリー アサヒナ」=11時30分~23時(月曜と第2・4火曜定休)。