餅つきイベントが1月13日、六本木ヒルズけやき坂コンプレックス屋上(港区六本木6)で開催され、近隣住民や六本木ヒルズで働くオフィスワーカーなど合わせて約175人が参加した。
同所には130平方メートルの水田があり、毎年異なる地域の米を栽培。近隣住民やオフィスワーカーなどを集め、毎年5月には田植え、9月には稲刈り、翌年1月には餅つきイベントを実施している。今年は富山県とコラボレーションし、富山県産の品種「富富富(ふふふ)」を植えた。
参加者は当日、餅つきを楽しんだ後、ついた餅をきな粉餅にして食べ、富山県産のブリを使った「ぶり大根」も味わった。会場に設置された「令和6年能登半島地震」の募金箱に協力する人の姿も見られた。
姉妹で参加した小学5年の若月こみちちゃんは「小さい頃にも参加したことがあり、久しぶりだった。(餅つきの)きねが重かったが楽しめた」、妹で同2年のこすずちゃんは「餅がおいしかった。(来年も開催されれば)また参加したい」と、それぞれ話していた。