ソースネクスト（六本木6）は5月29日、年間更新料が無料のセキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO（ゼロ）」を7月6日より販売開始すると発表した。一般的なセキュリティソフトは、1年おきに更新料金が発生する「年間課金モデル」を取っているが、同ソフトでは2007年1月に提供される見通しの「Windows Vista」の公式OSサポート期間が終了する2016年（予定）までの期間で更新料無料の「OS対応モデル」という方式を導入しているのが特徴。価格は3,980円～、Windows XP/2000/Me/98/98SEに対応し、Vistaにも対応を保証。販売目標は初年度で200万本、現在コンシューマ向けセキュリティ市場で　現在の本数シェア第3位（同社調べ）から第1位を目指すとしている。同社は「今後5年間で国内に出荷されるPCの台数は1億台と予測され、仮に全PCに導入した場合、年間更新料を浮かせることで4兆円も経済効果が生まれる」として、「ユーザの余得により周辺機器の買い増しなどによって関連市場が活性化する」と予測している。（写真＝記者発表会の模様）
ソースネクスト