六本木五丁目交差点近くに10月19日、「エーゲ海」がテーマのレストラン「ANCIENT BLUE（エンシエンブルー）」（港区六本木3、TEL 03-3405-1711）がオープンする。

　店舗面積は37坪、席数は約50席。店舗入口と店内には水の流れるモニュメントを設置し、白と青を基調とした内装で「リゾート地の海」を演出する。20代後半～50代がターゲットで、周辺のオフィスワーカーや観光客、外国人の利用を見込む。

　同店では、エーゲ海近隣のギリシャやイタリア、シチリアをイメージした料理を提供する。メニューは「旬の生牡蠣2ピース」（1,000円）やハマグリをワイン蒸しにしたスープ「ハマグリとイトヨリのナージュ」（1,800円）、茹でたオマールに果物とラム酒を使用した「オマール海老のフルーツグランド」（8,500円）など。平均客単価は6,000円。魚や肉の焼き料理をワゴンで運び、客の目の前で調理するサービスも行う。

　ドリンクは50種類の海外ビールやシャンパン、ワインなども取り揃えるほか、各国のカクテル大会で入賞経験を持つ女性フレアバーテンダーの金慧鎮（キム・ヘギョン）さんによるカクテルショーも行う。営業時間は月曜～土曜＝17時30分～翌5時、日曜・祝日＝17時～24時。

　六本木への出店について同店代表の成田佳史さんは、「六本木は外国人が多く多国籍であるほか、オフィスワーカーや観光客も多く幅広い層にアプローチできる」と話しており、「今後も、地域特性に沿った業態を開発していきたい」と出店拡大を目指すという。（写真＝店舗外観）