ウエディングプロデュースと飲食店経営を手掛けるモック（東京本社＝中央区）は10月2日、建設中の東京ミッドタウン近くにワイナリーリゾート「HONEY'S GARDEN TOKYO（ハニーズ・ガーデン・トーキョー）」（港区六本木7、TEL 03-5770-8800）を開業した。

　同施設は、同社のウエディング事業ブランド「HONEY'S」が展開する地上3階地下1階建てのビルで、「Art of Life」をコンセプトに飲食店3店舗、セレモニースペース、ギャラリースペースなどを設ける。総面積は2,000平方メートル。

　地下1階には、代官山のレストラン「カノビアーノ」総料理長の植竹隆政さんがプロデュースした新業態のグリルダイニング「GRIGLIA uetake（グリリア・ウエタケ）」が開店。メニューは、炭火でのグリル料理を中心に「特選和牛ロース肉の炭火焼」（4,500円～5,500円）、「魚介類の炭火焼」（2,400円～5,600円）などを提供。席数80席、営業時間17時30分～22時（オーダーイン）。

　地上1、2階には、イタリア・フィレンツェ郊外のカントリーリゾート「イル・ボッロ村」責任者のサルヴァトーレ・フェラガモさん監修によるワイナリーダイニング「IL BORRO TOKYO（イル・ボッロ東京）」が開店。メニューは、トスカーナ料理をベースにしたコース（8,400円～）、ワインは「イル・ボッロ村」のワイナリーのものを提供。席数60席、営業時間11時30分～22時（オーダーイン）。2階にはシガーラウンジを設ける。

　また、施設内のラウンジバーやプライベートスペースを利用できる「プレミアム会員制度」（初年度会員数は300名限定）を設け、メンバー向けのパーティーやイベントも催す。開業にあたり同社広報担当者は、「国際都市である六本木に注目した」と話しており、将来的に施設全体で年間売上高20億円を目指す。11月以降には地上3階に会員制の創作和食店もオープン予定。

HONEY'S GARDEN TOKYO