楽天(港区六本木6)は1月17日、運営するECサイト「楽天市場」のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)の一般公開を開始した。
サービス名は「楽天ウェブサービス」で、ベータ版として公開。「楽天市場」内の商品情報の取得をはじめ、「楽天ブックス」で販売する書籍情報の取得など4種類のAPIを提供する。企業や個人の利用者は「楽天市場」や「楽天ブックス」の商品情報を取得し、独自のウェブサイトを構築できる。楽天はこれらの独自サイトを通じて、「楽天市場」への誘引強化、流通の拡大を見込んでいる。
利用するには楽天会員への登録(無料)が必要で、APIの利用は無料。同社は2006年12月26日にアルファ版のAPIを限定公開し、関心空間(本社=渋谷区)などの企業にモニターとして提供してきた。