ザ・リッツ・カールトン東京(港区赤坂9)は3月29日、記者発表会と内覧会を開催した。
同ホテルは、3月30日9時にオープン。「東京ミッドタウン」内の「ミッドタウン・タワー」地上3フロアと45階~最上階53階を使用し、客室からは都内や富士山を見通すことができる。インテリアデザインは「Warm & Modem(ウォーム&モダン)」をテーマに、デザイナーのフランク・ニコルソン氏が担当。客室数は248室(スイート36室を含む)。宿泊費は68,250~2,100,000円(サービス料、宿泊税は別途)。
記者会見には、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーのサイモン・クーパー社長兼最高運営責任者やリコ・ドゥブランク総支配人らが出席。
会見でクーパー社長は「15年の年月を費やしてリッツ・カールトン東京をオープンさせることができました。(同ホテルは)リッツ・カールトンにとって63番目のホテルとなります。このホテルがグループに大きく貢献していくと感じています」と話し、現在の客室予約状況に関する質問に対しては、詳細な情報は公開をせず「(予約受付を開始した)2月14・15日の2日間で約50万ドルの売り上げがありました」と回答した。
内覧会では、ロビーラウンジ&バー、スパ&フィットネス、客室「デラックスルーム」「カールトンスイート」、インターナショナルレストラン「フォーティーファイブ」、日本料理店「ひのきざか」などが公開された。
ロビーラウンジは、天井高が約8メートルで、壁面にはアメリカの美術家サム・フランシス氏の絵画が飾られる。スパ&フィットネスは、約2,000平方メートルの広さを持ち、20メートルプール4レーンのほか、フィットネスジム・スパ等を設ける。客室は「デラックスルーム」が52平方メートル、「カールトンスイート」が120平方メートルで、窓からは都内を一望できる。フォーティーファイブでは「フレンチの技法にアジアのエッセンスをとりいれた」(同社)料理を提供、座席数=126席。ひのきざかでは、寿司・天ぷら・鉄板焼き等を提供。座席数=112席。(写真=ロビーラウンジ)