「ビルボードライブ東京」に井上陽水さん-日本人初公演

写真=12月12日ファーストステージの模様。北山郷介撮影。

写真=12月12日ファーストステージの模様。北山郷介撮影。

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 ビルボードライブ東京(港区赤坂9、TEL 03-3405-1133)で12月11日と12日、井上陽水さんによる公演が行われた。

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 ビルボードライブ東京はステージイベントを鑑賞しながら食事が楽しめるクラブ&レストラン。今年8月の開業日には、7年ぶりの来日となったロックバンド「スティーリー・ダン」がこけら落としを飾り、ラリー・カールトン、マイケル・フランクス、ベイビーフェイス、ジェーン・バーキン、ボビー・コールドウェルなど、海外の大物アーティストが出演しているが、井上さんによるステージは日本人初となる。

 11日のファーストステージには、30~60代まで幅広い客層が来場した。「Make-up Shadow」を皮切りに、「ワインレッドの心」「とまどうペリカン」「リバーサイドホテル」「新しいラプソディー」「氷の世界」など往年の名曲を中心に14曲を披露。MCでは東京ミッドタウンについて「入り口までは来たことがあるが、敷居が高いような気がして入ったことがなかった。(今日ステージに立っているのは)どんな人生のいたずらなのか……」などと話し、観客の笑いを誘った。アンコール最後の「いっそセレナーデ」を演奏後、「おやすみなさい」と言い残して井上さんは退場。観客たちは約1時間30分のステージに酔いしれた。

 開業からこれまでの傾向について、同店を運営する阪神コンテンツリンク(本社=大阪市、東京支店=港区六本木7)の広報担当者は「ソウル音楽では30代後半~40代が中心、AORでは40代~50代、ジャズ・フュージョンでは50代以上のお客様が多く見受けられる。ジャンルを問わずに楽しんでいただける空間になってきたと思う」と話しており、「日本人アーティストの出演は今後も行っていく予定」という。

ビルボードライブ東京、井上陽水さんが日本人初ステージ(六本木経済新聞)ビルボードライブ東京が開業、スティーリー・ダンに熱狂(六本木経済新聞)Billboard Live

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