ヤフー、CGM向けに広告配信サービス「アドパートナー」

写真=Yahoo!ウェブオーナーセンター

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 ヤフー(港区六本木6)は12月13日、ウェブサイトやブログ運営を支援する新サービス「Yahoo!ウェブオーナーセンター」と広告配信サービス「アドパートナー」の提供を開始した。

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 「Yahoo!ウェブオーナーセンター」は、「Yahoo!ジオシティーズ」や「Yahoo!ブログ」などによるサイト開設の紹介や、これまで提供してきたブログパーツを一元的に紹介するほか、広告配信サービスの紹介・提供などを行うポータルサイト。「アドパートナー」は広告配信サービスメニューのひとつ。

 アドパートナーは、ブログを含むウェブサイトにディスプレー広告やテキスト広告を配信し、広告閲覧数やクリック率などに応じてサイトオーナーに報酬が支払われるしくみ。配信される広告は「Yahoo! JAPAN」内での閲覧行動や「Yahoo!検索」での検索履歴からユーザーの興味・関心別に分類して配信する「行動ターゲティング広告」を導入する。広告配信の希望は「ウェブオーナーセンター」上で受け付け、アダルトサイトや違法なサイトなどを排除するため、事前審査が行われる。広告配信は12月17日より開始する。

 アドパートナーの利用にはYahoo! JAPAN IDが必要。報酬は「Yahoo!ポイント」か「Yahoo!ウォレット」で支払われる。サービス開始の目的について同社広報担当者は「ユーザーによるCGM(Consumer Generated Media)の増加が続いており、ブログパーツなどを一元的に紹介することで、サイトの魅力づくりの機会を提供する。アドパートナーは、ユーザーにとっては報酬が得られるメリットがあり、当社としては広告配信先を増やすことが出来る」と話す。来春からはコンテンツ連動型広告の配信を予定しており、同担当者は「コンテンツ連動型広告市場は事実上『グーグル・アドセンス』の独壇場にあるが、そこに切り込んでいく」と話す。

Yahoo!ウェブオーナーセンター

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