大正ロマンを感じさせる作家・坂本真澄さん、六本木で初の個展

大正ロマンを感じさせる「体育のじかん」。

大正ロマンを感じさせる「体育のじかん」。

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 「ギャラリー モモ 六本木」(港区六本木6、TEL 03-3405-4339)で6月13日から、東京での初個展となる坂本真澄さんの「体育のじかん」展が始まる。

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 坂本さんは1982(昭和57)年大阪府生まれ。大阪芸術大学で銅版画を専攻し、昨年3月まで同大学版画コースの副手を務めながら、主に関西方面で制作した作品の展示など活動を続けてきた。

 学生時代は専攻の銅版画作品をメーンに制作、その後は板の木目を生かした作品や合板に油彩を施し、描かれた人型に裁断した作品などキャンパス作品を含め多彩な表現を試みている。

 坂本さんが描く題材は比較的身近で日常的なもので、どことなく大正ロマンを想起させるものが多い。同展では「体育」をテーマに、パネル作品や切り抜き作品のほか、版画など約20点を展示する。坂本さんは「あまり運動が得意ではないが、体育の時間が大好きだった私のひとり体育祭を開催する」と話す。

 開廊時間は12時~19時。月曜・日曜・祝日休廊。入場無料。7月3日まで。

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