ミッドタウンで写真家6人による「昭和の風貌」展-肖像写真150点

「美空ひばり 昭和27年」(撮影=林忠彦)

「美空ひばり 昭和27年」(撮影=林忠彦)

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)の「富士フイルムフォトサロン」(TEL 03-6271-3350)で9月17日より、写真家6人が昭和期を代表するヒーロー・ヒロインを撮影した『「昭和の風貌(かお)」展-時代を作ったヒーローたち-』展が開催される。

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 会場には、戦前から文化人の肖像写真を撮り続けた土門拳さん、日本の風土と民俗を撮り続けた浜谷浩さん、戦後日本の風俗を撮り続け、常にレンズは人物に向けられ、ジャーナリズム界の寵児(ちょうじ)ともなった林忠彦さん、アメリカのタイム・ライフ社の契約写真家として世界で活躍し、世界の子どもたちを撮り続けている田沼武能さん、?週刊誌ブームが到来した昭和30年代、「週刊現代」を舞台に人間模様を写し撮った熊切圭介さん、3,000人近く撮影したという人物ルポルタージュに定評のある齋藤康一さんが撮影した肖像写真を展示。

 激動の時代だった「昭和」の時代を背景に、石原裕次郎、美空ひばり、長嶋茂雄、岡本太郎、松下幸之助など俳優、スポーツ選手、作家、政治家らの写真が並ぶ。

 「個性ある6人の写真家が写し撮ったそれぞれの生き様や空気感などを通して、『昭和』という時代を感じていただければ」と同サロン担当者。

 19日14時~15時30分には、田沼さん、熊切さん、斎藤さんが、出展作品についての秘話などを披露する記念講演「写真家たちが語る昭和」も行う。入場無料。電話で事前申し込みが必要。

 開催時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。今月30日まで。

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