国立新美術館(港区六本木7)で2月22日、「草間彌生 わが永遠の魂」展が始まった。
昨年文化勲章を受章し、米「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」に日本人で唯一選出された草間彌生さん。同展は、草間さんが近年取り組んでいる大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」から約130点の新作を日本初公開する過去最大級の個展となる。さらに初期の作品から最新作までを一挙に展示し、草間芸術の世界観を余すことなく堪能できる内容となっているという。
会場では、お茶専門店「ルピシア」が展覧会のために作った3種類のオリジナルティーを販売。「わが永遠の魂」をあしらった赤色の缶は、愛をイメージした赤いベリーの果実とジャスミンの香りを重ねた紅茶。代表作「かぼちゃ」の黄色い缶は、甘いかぼちゃ風味。青色の「真夜中に咲く花」は、爽やかに広がる甘いフルーツと花の香りとなっている。担当者は「お湯を注ぐ前の茶葉にも注目してほしい。草間作品をたっぷり味わって」とも。
開催時間は10時~18時(金曜、4月29日~5月7日は20時まで)。火曜休館。入場料は一般=1,600円、大学生=1,200円、高校生=800円など。5月22日まで。