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「麻布十番納涼まつり」が59回目の開催 2日間で30万人来場

麻布十番大通りの様子

麻布十番大通りの様子

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 「麻布十番納涼まつり」が8月23日・24日、麻布十番商店街を中心に開催され、2日間で約30万人が訪れた。主催は麻布十番商店街振興組合。

麻布十番商店街振興組合理事長の平野一夫さん

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 1966(昭和41)年に始まり、今回で59回目を迎えた同イベント。地域住民や商店街の交流を目的に始まったが、今では都内有数の夏祭りとして定着している。「麻布十番大通り」「パティオ通り」「雑式通り」などは歩行者天国となり、飲食店や物産展の屋台が立ち並び、例年30万人前後の来場者でにぎわう。

 初日のオープニングセレモニーでは、麻布十番商店街振興組合理事長で「平野屋紙文具店」3代目店主の平野一夫さんと清家あい港区長が登壇してあいさつし、祭りの幕が開けた。

 パティオ十番では、「南山ジャズバンド」の生演奏や「スタジオリリージー大木ボレエ教室」によるバレエなどでステージを盛り上げ、「ヨシコブルース&フラワーズ」やシンガーの宇佐美由美子さんも観客を沸かせた。網代公園の「ふれあい子どもコーナー」では、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、射的などが並び、子どもたちでにぎわった。

 今年は約200店が出店。「豆源 麻布十番本店」は納涼まつり限定のかき氷を提供し行列ができたほか、「あべちゃん 麻布十番店」は焼き鳥や牛モツ煮込み、ビールを提供した。「福島屋」は「昔おでん」や牛すじみそおでんを用意し、「三六 麻布十番店」はホルモン焼きそばや蒸しガキを販売。「総本家 永坂更科 布屋太兵衛」は老舗のそばを提供し、幅広い世代に親しまれた。イラストレーター宇野亞喜良さんがデザインした「納涼まつりTシャツ」とうちわも販売した。

 初日に参加した港区勤務の40代男性は「昔から知っていた祭りだったが、実際に来てみると想像以上に盛り上がっていた。麻布十番らしいおしゃれさと懐かしさが同居していて楽しい。また来年も参加したい」と話していた。

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