家電量販店を運営のノジマ(横浜市)は9月15日、六本木交差点の電気店「ノジマ六本木店」(港区六本木7)に、人の動きに反応して画面が変化する広告ビジョン「Medipon(メディポン)」を設置した。
ビジョンは店舗の大型ガラス面を利用したスクリーンで、専用のセンサーや動画投影機器により、通行人の動きに合わせて映像が変化するもの。名称は「Media Roppongi」の略。常設では日本初。広告主の第1号はNTTドコモ(千代田区)で、水紋が広がるなどの映像を流すという。
広告料金体系は時間枠の販売で、10分間で20万円~(1時間ごとのローテーション投影、1週間の出稿)。投影時間は24時間。広告媒体効果に関して同社では「月間1,000万人近い通行者に対し、低価格で効果的な露出が可能になる」としており、初年度は売り上げ5,000万円を目指す。
ノジマは関東甲信東海地区に家電量販店(70店舗)やCD販売店「WAVE」(30店舗)などを展開している。