アークヒルズ(港区赤坂1)にあるアーク森ビル2階に11月1日、期間限定で「フィンランド・カフェ」がオープンした。
同店はフィンランド政府観光局(MEK)が、食・デザイン・音楽・ファッションなどを通じて「フィンランドの今」をプロモーションすることを目的に毎年秋に開催しているもので、今年で5年目。昨年は9,200人を動員した。
今年は、フィンランドデザインの巨匠アルヴァ・アールトさんの家具を製造・販売する家具メーカー「artek(アルテック)」の家具を店内に配置。期間中様々なイベントを開催する。
イベントプログラムは、デザイナーのハッリ・コスキネンさんによる「アルテック セミナー」(11月3日)や、アパレルブランド「イヴァナ・ヘルシンキ」のデザイナーによるワークショップ(11月14日)、MEKが発行するフィンランドのカルチャー誌「TORi(トリ)」の第4号発売記念パーティーなど。カフェで使用した家具やテーブルウェアなどを販売する「フリーマーケット」(12月2日)も開催する。
メニューは、ランチ(2種類)=1,500円、ディナーのアラカルトメニュー=1,000円、スイーツ=600~800円など。併設の「ヘルシンキ・スーパーマーケット」では、希少なアンティーク製品や「世界一まずい飴」とされる「サルミアッキ」などを揃える。営業時間は11時~23時。休業日は11月12日と20日。12月2日まで。
イベント開催にあたり広報担当者は「昨年までの中目黒の会場に代わり、今年は森ビルとのコラボレーションで新たなファンを獲得したい」と話しており、期間中2万人の動員を見込む。