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麻布十番に総菜店「おうちDELI」-「賛否両論」出身シェフが料理を担当

木の質感を生かし、「体に優しい」イメージで仕上げた内装

木の質感を生かし、「体に優しい」イメージで仕上げた内装

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 麻布十番に2月20日、日本料理のデリショップ「おうちDELI」(港区元麻布3、TEL 03-6804-3569)がオープンした。経営はドゥーズミュウ(同)。

選べる主菜と副菜でカスタマイズできる「自分ごはん」

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 店舗面積は13.7坪で、量り売りデリ(総菜)の販売スペースとイートインスペース6席で構成。食品、医療、化粧品などのPRをはじめ、飲食店のPRやコンサルタント業を営む同社が、恵比寿の日本料理店「賛否両論」で7年の料理経験を持つ野田有紀さんを迎え、体に優しいデリショップとして初出店を果たした。

 「家の食卓を豊かにすることで基礎となる健やかな体を作る。食べ物は直接関わることなので、主菜・副菜・汁物という日本型の食事を通じて、少しでもバランスのいい食事を提供したい」と同社の坂田真知子さん。料理をするのが難しい人たちが「もう一品」を買い足せるよう、副菜8~10種類、主菜4~6種類をそろえ、量り売りで提供する。かつお節と昆布でとった「だし」(500ミリリットル=262円、1リットル=472円)も販売し、ホームページでは「だし」を使ったレシピも提案する。

 代表的なメニューは、「から揚げ」「だし巻き卵」「肉・魚のみそ漬け」「野菜のゴマあえ」をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富な「おとなの最強サラダ」、育ち盛りの子どもの成長に欠かせない栄養を備えた「こどものチリコンカン」など。店内では、選べる主菜1品と副菜2品・定番副菜1品・汁物を組み合わせた「自分ごはん」(1,050円)を提供をする。

 「今は定番の総菜に絞っているが、今後は自分で作るには手間が掛かったり、少量では作りにくい総菜も増やしていきたい」と野田さん。「以前、このエリアに会社があり、新しいものと古いものが融合するこの街に魅力を感じていた。麻布十番以外の出店は考えられなかった」と坂田さん。

 現在、ひな祭り用の「注文弁当」として二段重の弁当も用意する(2人用=5,040円、4~5人用=8,400円。いずれもオープニング限定価格。注文は2月28日まで)。

 営業時間は11時30分~21時30分。日曜定休。

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