六本木のメルセデス・ベンツ・コネクション(港区六本木7)で6月7日、ストリートフォトグラファー、リッキー・パウエルさんの写真展「グリニッチヴィレッジから日出ずる国へのリッキー・パウエル回顧展」が始まる。主催はメルセデス・ベンツ日本(港区)。
1980年代後半からニューヨークを拠点に活動するパウエルさん。遊び仲間だったBeastie Boysのツアーに同行し撮影した写真が反響を呼んだのがきっかけで、Run DMCやPublic Enemyなどのミュージシャンをはじめ、アンディー・ウォーホールやキース・ヘリングなど、アメリカ文化を代表するアーティストの姿を写真に収めるなど、数々の話題作を世に送り出している。非公式な「Def Jam」のクロニクル編集者としても認知されるなど音楽活動でも知られる。
パウエルさんの生誕50周年と活動25周年を記念して開かれる同展。東京での公式な個展は初。未発表の写真を中心に展示するほか、「WORLD FAMOUS RICKY POWELL SLIDE SHOW」と題したスライドショーも公開。初日には本人による写真説明とレセプションパーティーを予定する。
開催時間は11時~21時(7日はレセプションのみ。18時~20時=招待客、20時~25時=一般客)。入場無料。6月15日まで。