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六本木「リビング・モティーフ」がリニューアル-「ポール・ケアホルム」展も

展示イメージ

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 AXISビル(港区六本木5)内のインテリアショップ「リビング・モティーフ」(TEL 03-3587-2784)が3月19日にリニューアル・オープンし、同日から「ポール・ケアホルム dialogue with materials-素材との対話-」展が開催される。

 リニューアルでは、1階ウインドースペースに新たにイベントスペースを設置、「新しい発見、新しい価値観を共有できる空間」とする。地下1階にあった書籍部門の「ビブリオファイル」は2階に移設、地下1階には家具を中心に独自のスタイリングを提案するショップとする。同社の小竹千景さんは「これまでも単にモノを売るのではなく、デザインやモノの背景などにこだわってセレクト・販売してきましたが、グローバル化し、モノと情報が溢れている現代社会で、もっと本質的なデザインの価値や背景を伝える場としてイベントスペースを設け、独自のスタイルで提案してしてきたい」と話す。

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 同展は1階イベントスペースで開催。ポール・ケアホルムは1929年生まれのデンマークのインテリアデザイナーで、1955年に金属製の脚の上に革や藤の座面が載った椅子「PK22」を発売。その後も、ヘーリット・トーマス・リートフェルトやミース・ファン・デル・ローエらの影響を受けながら、スチールを大理石、革などと同様の自然素材として用いた作品を発表するとともに、コペンハーゲン王立美術アカデミーで教鞭(きょうべん)を取るなどデンマークを代表するインテリアデザイナーとして活躍した。1980年没。

 展示では、現在ケアホルム作品の多くを製造しているフリッツ・ハンセン社の製品「PK22イージーチェア」「PK80デイベッド」「PK31ソファ」など12シリーズ14種をインテリアスタイリストの茂木雅代さんがスタイリングして展示。併せて、デンマークのテキスタイルメーカー、KVADRAT社がラフ・シモンズとコラボレーションしたテキスタイル仕様のALPHABETソファや、デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンの代表作の一つ「セブンチェア」の誕生60周年を記念した特別モデルの展示・販売も行う。

 小竹さんは「ポール・ケアホルムの家具は単なる家具ではなく、ケアホルム自身のデザインに対する考え方、家具に対する考え方が、徹底して考え抜かれた非常に希有な存在です。アートのような家具であると同時に、デザインの価値、技術の価値を改めて問いかけてくれる存在として、今回のリモデルで私たちが伝えてゆきたいことと多くの共通する部分があります」とも。

 4月2日には、ケアホルムに関する著書もある米国の建築家マイケル・シェリダンさんによるセミナーを同ビル4階アクシスギャラリーで開催。公共空間で採用されるとともに、個人住宅でも愛用されるケアホルムのデザインについて解説を行う。開催時間は17時30分~19時。参加無料。事前にメールでの申し込みが必要(先着100人)。

 展示の開催時間は11時~19時。入場無料。4月20日まで。

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