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都立中央図書館で初の「パラスポーツ体験会」 ボッチャと車いすバスケの2競技

ボッチャが体験できる同館

ボッチャが体験できる同館

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 都立中央図書館(港区南麻布5、TEL 03-3442-8451)の4階多目的ホールで現在、「パラスポーツ体験イベント」が開催されている。

車いすバスケが体験できる同館

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 1973(昭和48)年に開館した同館。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まって以降は、関連した展示会やパラアスリートによる講演会などを催してきた。

 今回は、初となる「パラスポーツ体験イベント」を行っており、体験できるのは「ボッチャ」と「競技用車いす試乗(バスケットボール)」の2種目。「ボッチャ」は縦12.5メートル、横6メートルのコートの中でジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに向けて、赤・青それぞれ6球ずつのボールを投げて相手と得点を競う。当日は個人、ペア、チームのいずれかで参加できる。「競技用車いす試乗(バスケットボール)」は、車いすバスケットボールで使われる車いすに乗る体験ができる。

 現在同ホールでは「パラ走り幅跳び記録の実寸パネル」の展示も行っている。4階企画展示室では「東京大会に向けて一瞬を撮る Feel The Paralympic」と題した企画展示も催し、プロの写真家による写真や1964年に実際に使われた公式ユニホーム、同館所蔵のポスターなどを展示している。

 同館総務課の大野あゆみさんは「東京オリンピック・パラリンピックに向けて、図書館としても何かできることがあるのではないかという思いがあり、今回の開催に至った」と話す。「体験会を通じて、東京2020に向けての機運をますます高めていきたい」とも。

 今後の競技用車いす試乗体験日は8月4日、5日、ボッチャ体験日は11日、12日。予約不要で4階多目的ホールに足を運べば参加できる。「東京大会に向けて一瞬を撮る Feel The Paralympic」は今月15日まで。

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