麻布十番に4月1日、コミュニケーションに特化したシェアセッションスペース「BIRTH LAB」(港区麻布十番2、TEL 03-3595-1221)がオープンする。経営は高木ビル(港区西新橋1)。
緑あふれるテラス席のセッションスペースや、壁一面に広がる資料棚が印象的
高木ビルは、2017年10月にオープンしたコワーキングスペース「BIRTH KANDA」をはじめ、不動産の新たな価値創出に着目したブランド「BIRTH」を展開してきた。今回オープンするBIRTH LABは、作業をするためのコワーキングスペースではなく、ブレストや意見交換、プロジェクト進行のための議論などのコミュニケーションに特化。「人と人とが顔を合わせ、アイデアを出し合う、チームを結成する、プロジェクトを前に進める、誰かが誰かを紹介する、仲間になる」といったコミュニケーションを最大化させるための仕掛けや最新システムを備えた空間設計をした。
施設では、普段とは違う五感を刺激し、意欲やアイデアが湧いてくるような仕掛けやデザインを採用。緑あふれるテラス席のセッションスペースや、壁一面に広がる資料棚、セッションの形式や参加人数によって自在に形を変えることができるデスク、遊び心のあるオリジナルのセッションアイテムなどを、専門の建築士とデザイナーが考案・設計。施設内で生まれたサービスや製品をLAB会員に向けて試験的に発表できる展示スペース、地方のメーカーのためのコミュニケーションスペースなども用意する。
イベントスペースを貸し切って、LAB会員主催のイベントを開くことも可能。スタートアップのイベントや講師を招いた勉強会、サービスローンチの発表会、ハッカソンなど、さまざまなコミュニケーションの場として利用できる。地方の商品やサービスを都心のユーザーに向けて紹介す企画など、運営者が主催するイベントも定期的に開く予定。
利用時間は10時~22時。利用料は初期費=1万5,000円、月額=3万5,000円(年額=42万円)。