春休みイベント「六本木ヒルズ 春まつり2019」が4月5日から、六本木ヒルズ（港区六本木6）で始まる。

普段は非公開となっている屋上庭園で桜が楽しめる

　2003年の開業以来、季節ごとに企画を催してきた同所。今回は「春」や「桜」にちなんだ企画をさまざま用意した。

　メイン会場となる六本木ヒルズ アリーナには、日本庭園をイメージして野だて傘と緋毛氈（ひもうせん）の縁台を設置。茶道体験ワークショップも開き、六本木および麻布十番の名店の菓子や抹茶を提供する。プロの着付け師が着付けをする着物のレンタルおよび着付けサービスも実施し、バッグのレンタルやヘアセットプランを用意する。

　六本木ヒルズ内のレストラン12店舗は春メニューを用意し、近隣の大使館関係機関による屋台が初出店。「グランド ハイアット 東京」は「枝豆とチョリソーのキッシュ」（600円）、「六本木 百鳥」は「ネギマのたれ焼き（2本）」（500円）などを提供する。

　ほかにも、巨大福笑いや積み木などが楽しめる子ども向けワークショップを開催。期間中、通常は非公開となっている屋上庭園開放し、隣接する毛利庭園と六本木けやき坂通りでは桜のライトアップも行う。

　森ビル タウンマネジメント事業部運営部の岩村裕也さんは「六本木ヒルズの春まつりでは、街を彩る100本近い桜と共に、着物のレンタルや着付けサービス、野だてを楽しめる茶会、茶道ワークショップなど、日本の伝統的な花見を気軽に体験していただける」と話す。「さらに今年は、グルメ屋台に近隣の大使館などが初参加し、各国の伝統料理も楽しめる。国際色豊かな六本木ヒルズならではの春を堪能いただきたい」とも。

　開催時間は、17時～20時。入場無料（一部有料）。