「グランド ハイアット 東京」（港区六本木6）内の飲食店2店が現在、2月3日の節分にちなみ、店の特色を生かした恵方巻き風メニューを提供している。

六緑の提供メニュー「店内限定 特製恵方巻」

　同メニューを提供しているのは、旬な食材を鉄板で焼いて提供する「けやき坂」（4階）と、職人による握りが楽しめる江戸前すし店「六緑」（6階）の2店。

　「けやき坂」（4階）では、3種類のうにご飯を、トリュフの香りをまとわせた「けやき坂ビーフ」のスライスサーロインで巻き、塩釜焼きに仕上げた「けやき坂ビーフと雲丹（うに）ご飯 塩釜焼」（5,000円）を提供する。うにご飯の種類は、三つ葉、卵、かんぴょうの3種類。客はウニとキャビアをトッピングしてから味わう。

　「けやき坂ビーフ」は同店オリジナル和牛。東京都産「秋川牛」に、料理長が考案したキヌアや昆布、カカオ、ブルーベリーなどのスーパーフードを配合した餌を与えて飼育した格付け規格A4・A5のもの。東京都唯一の和牛を肥育する「竹内牧場」の協力により実現したという。

　「六緑」では、1日10本限定で提供する「店内限定 特製恵方巻」（8,000円）を用意。トロ、赤身、白身、ウニ、ブリ、ボタンエビ、卵、子持ち昆布などの食材を使う。穴子、車エビ、子持ち昆布、シイタケ、かんぴょう、卵、三つ葉、えびおぼろ、キュウリなどを使った「お持ち帰り恵方巻」（4,500円）も100本限定で提供する。

　広報担当者は「昆布のうま味や岩塩の塩みが感じられる塩釜は、2013年に期間限定で提供し、好評のため2016年にも再登場したファンの多いメニュー。絶妙な火入れで肉がやわらかくなり、岩塩の程よい塩気が効いた巻き物に仕上がった。この機会に味わっていただきたい」とも。

　営業時間は、けやき坂＝11時30分～14時30分（土曜・日曜・祝日は15時まで）、18時～21時30分。六緑＝11時30分～14時30分、18時～21時30分。けやき坂は3月31日まで。六緑は2月3日、店内でのみ販売する。